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水晶玉の見分け方|水晶玉とガラス玉(練り水晶)の違い


【水晶玉とガラス玉(練り水晶)の見分け方】


 

【水晶玉の見分け方】


紙などに線を引き、上から水晶玉を置いて見てみると線が二重に見える場所があります。小さな水晶玉では分からない場合もありますが、水晶は複屈折のためこのように二重に見えます。
複屈折か単屈折かが分かるものとして宝石偏光器があります。宝石偏光器を使い「水晶玉」か「ガラス玉」かは見分けられます。
水晶玉を宝石偏光器にかけて見ると「目玉」とそれから放射状に伸びる「十字の筋アイソジャイヤー」が見えます。 水晶玉は複屈折のためにこのように「目玉や十字の筋」が見えますが、練り水晶やガラス玉は宝石偏光器 にかけても「目玉や十字」は見えません。 溶錬水晶・溶解水晶などの練り水晶も結晶構造を持たないので「目玉」は見えません。
このように水晶玉とガラス玉を見分ける事が出来ます、溶錬水晶・溶解水晶・練り水晶玉・ガラス玉は結晶構造が無いためにパワーストーンとしてパワーが無いといわれますが、種を入れて作る人工水晶は結晶があるためパワーストーンとしてパワーはあると思われます。また、ガラス玉を顕微鏡でのぞいて見ると小さな空気の気泡がある場合があります。溶かして固める時に入るのだと思います。練り水晶やガラス玉と天然水晶の透明なものは見た目は変わりませんが、金額とパワーにおいては大きな差があるので水晶玉を買われる場合は、信頼できる販売店での購入をオススメします。

天然の水晶玉でも、透明なもの・クラック(ヒビ割れ・亀裂)の入ったもの・乳白色の半透明ものといろいろな水晶玉があります。水晶玉のランクとしては、透明な水晶玉、クラック水晶玉、白い水晶玉の順番となります。乳白色に濁ったものは石英と呼ばれます。クラック水晶玉の中には、クラック部分に光があたり反射し美しい虹色を出させる虹入り水晶(レインボークォーツ)もあります。また、超音波などでクラックを人工的に入れたクラック水晶などもあります。
最高級の透明な水晶玉はとても綺麗で吸い込まれそうです。水晶玉を製作するには品質の良い水晶原石が必要で産地として水晶の品質・産出量ともにブラジルが一位です。また、輝きやテリは研磨により決まり、山梨県の甲府の加工は世界でもすぐれていますが、最近、職人が高齢化して職人の数が少なくなっております。


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